岡芳商店 | 日記 | 新澤醸造店　「蔵情報」

昨年の3月11日の東日本大震災より、まもなく1年になります。
震災により、蔵が全壊となり、柴田郡川崎町へと製造部を移転した
新澤醸造店の新澤社長より「蔵情報」が届きましたのでご紹介いたします。

各位
 
 
 いつも大変お世話になっております。
 
 震災より1年を迎えようとしています。
沢山の皆様の支えのお陰で前に進む事ができています。
 本当に深く感謝、お礼申し上げます。
 
現状、348回の夜をどう乗り越えてきたのかもやっとの状態で、
まだ、震災復旧作業を終えることが出来ていません。
 
 毎日・宮城県・川崎町の新蔵では、毎日雪の降る中、
酒造りに集中させて頂いております。
(一番の喜びです)
 慣れてきてはひと工夫をし、バランスを整え、また慣れてきてはひと工夫を。
と日々データを重ねながら、意思のある酒質を学ばせて頂いております.。

 新蔵では新たに冷蔵倉庫・きき酒セミナー室
宿泊施設などの設立を控え、今年中に完成したいと思っています。
 
 三本木の旧蔵の解体も進んでいます。
無力というか、自社・自分の力不足でございますが、
しっかりと受けとめて、事実を乗り越えて、
成長につながるよう精進してまいりたいと思います。
 
また、予想に反して蔵の傷みがひどく、母屋・本社も全て建替え・敷地内移転の為解体する事となりました。
少しの間、仮店舗で営業しておりますが、電話番号、住所等、一切変更はございませんので
今後共変らぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。